それから少しして、
出産した友だちAちゃんと久々に連絡を取り、
ランチをすることになりました。
Aちゃんは女の子二人のママ。
私は知らなかったのですが、なかなか子供ができず、
人工授精で授かったということでした。
こんな身近に人工授精をした子がいたんだ!
というのが率直な感想でした。
今は、
人工授精や体外受精をしてる人って結構いるんだ、
と理解しているし、私の周りにもいます。
現に私も体外やったし。
でもこの時はそれすらも分かっていなかった。
子供は自然にできる、
なんて世間知らずもいいところな私だったのです。
Aちゃんと私は古くからの付き合い。
Aちゃんと旦那さんは長く付き合って結婚したということも
知っていたし、仲も良かったのを知っていたので、
なかなか子供ができなかったということに 少し驚きました。
そこでAちゃんから言われたのが、
思ったよりもなかなかできないかもしれないよ、
結婚式もいいけど、赤ちゃんが欲しいなら
もっと真剣に考えたほうがいいんじゃない?
もういい歳だし、タイムリミットだってあるんだよ。
「タイムリミット」
そうか、タイムリミットがあるんだ。
しかも、タイムリミットってもうすぐなんだ。
どうしよう!
私が焦り出したときでした。