ひとりの時間

出産予定日が近づいてきたとき、
もうひとりの時間って当分ないんだなぁと
そんなことを考えていました。

だからどうというわけではないのですが、
私の友人が、
出産後、ひとりの時間がないのが一番つらい
とずっと言っていたので、
確かにそうだなぁ
と・・・。

妊娠9ヶ月頃は、
しばらく会えそうにない友人とランチに行ったり、
ひとりで映画に行ったり、
アロマトリートメントに行ったり、
ひとりでぷらぷら歩きながらお茶したり、
そうそう、旦那さんと歌舞伎を見に行ったりもしました。

ひとりの時間を結構満喫したせいか、
もともとひとりの時間が少なくても大丈夫だったのか、
出産後の今は、娘と過ごす時間が当たり前で
ひとりの時間がなくてつらい、と思うことはほとんどなかったです。

ただ、映画は行きたいかなぁ。
テレビで映画の予告を見ると、
観たいなぁと。
そんな気持ちも湧いてきます。

娘が少し大きくなって余裕が出てきたのかもしれません。

マタニティフォト

マタニティフォト、撮りたいですか?

マタニティフォト、私は撮りました。
超高齢出産の私は、これが最後の妊娠かもしれない!
と思っていたので、やりたいことは全部やっておこう!と
決めていました。
そのやりたいことの一つがマタニティフォトでした。

でも、やっぱりお腹を出しての撮影は、
芸能人でもないし、
キレイなお腹でもないし、
もともと写真はニガテだし・・・
とすごく抵抗がありました。

でも、撮ってよかったです!!
誰に見せるでも、お部屋に飾るでもないですが、
すごくいい思い出になりました。

私が撮影したのは、ハウススタジオ(たぶん)でした。
たくさんの衣装の中から好きなものを選んで、
お化粧をしていただいて色んな角度で、
ひとり、旦那さんとふたりでとたくさん撮っていただきました。

その中からひとりのものと旦那さんとふたりのものを数枚選んで、
大きめの写真と六つ切の写真(額入り)にしていただきました。
(データでもいただけました)
カラーではなくモノクロの写真で、
照れくさいですが、
なんだかとっても素敵な仕上がりになりました。

マタニティフォトは賛否あるようですが、
自分ひとりで、もしくは旦那さんと楽しむ分には
私はとてもいい思い出になると思います。

大きいお腹をポンと出すのは恥ずかしいですが、
とても大切な愛おしい存在がそこにはいて、
普段、写真嫌いで顔がこわばってしまう私でも
穏やかで幸せそうな表情をしていて、
いつか娘に見せたいなぁと思える写真になりましたよ。

とにかく暑い

夏の妊婦はとにかく暑い!

毎日、暑くて暑くて汗ダラダラ・・・。
年齢のこともあるので、更年期なのでは?と心配になるほど。

でも、体を冷やさないようにしなくちゃいけないかなぁと
冷たい飲み物は控えて、白湯ばかり飲んでいました。
アイスも極力ガマン、かき氷は1回だけ食べに行きました。

電車の中でも、食事をしている時でも、
一人で汗をダラダラかいて、分厚いハンカチで汗を拭いてばかりいるので
なんだかとっても恥ずかしい。

氷をなめると良いとか、
冷えピタなどで冷やすといいとか
いろいろあるようですが、
なぜだか私は試しませんでした・・・。

妊婦さんは体は暑くても、足は冷えていることも多いそうです。
私がまさにそうで、夜になると足がむくんだり、足がつったり
結構大変でした。
私のように妊娠後期が夏の場合は本当に暑いっ!

それでも1万歩を目標に、毎日歩き続けました。
今考えると、あの暑い中、よく熱中症にもならず頑張ったなぁと
思います。
妊娠中は体温調整がうまくいかないそうで、夏バテや熱中症に
なりがちだそうです。

私も頑張らずに冷えピタをつかったり、
保冷剤を持ち歩いたり、
我慢せずやればよかったと、今更ながら思います。

唯一、冷房の温度を少し下げて、
長袖を着たり、レッグウォーマーをはいたり
はしていました。

何かと気を使いますが、あまり考えすぎず、
心地よい過ごし方法で夏を乗り切ることが大切ですね。

母親学級、父親学級

7月、8月、妊娠8ヶ月、9ヶ月の頃、
母親学級、父親学級にそれぞれ行きました。

周りはもちろん妊婦さんばかり。
当然ながら私よりも若い妊婦さんばかりだと
思いますが、若くてキャピキャピした人は
思ったより少なく、なんとなく安心しました。

私だけ周りの人よりも年寄りっぽかったらどうしよう、
という気持ちをどうしても持ってしまうので・・・。

母親学級は3回、
・妊娠中の栄養について
・妊婦体操
・分娩の映像を視聴、病棟見学
などを行いました。
分娩の映像を見て、病棟の見学をする回があって
彼と一緒に参加したのですが、
分娩の映像を見たとき、正直、その衝撃に
怖じ気付いてしまいました・・・。
たぶん彼も・・・。

父親学級は1回、
抱っこやおむつの替え方、沐浴のやり方、
出汁の取り方などをやったそうです。
参加した彼は、大変だぁと言いながらも
とても嬉しそうでした。
男の人はなかなかパパの実感が湧かないと聞きますし、
男同士でオムツ替えなどの話もしないと思うので、
新鮮だったようです。

母親学級や父親学級は強制参加ではありませんが、
周りの状況が色々とわかり、
勉強になることも多いので、
参加してよかったですし、
親の自覚も芽生えるいい時間ですね。

妊娠中に使っていたもの(肌のケア)

妊婦中、とってもお世話になった愛用品を
ご紹介します。

1.エルバビーバのSTMクリームとSTMオイル
肌の乾燥や妊娠線予防に、妊娠初期から出産後まで
ずーっと使っていました。
私は朝と夜は使い分けていて、朝はクリームを、夜はオイル使っていました。

 

朝、着替える時にぬりぬり塗って、夜、お風呂上りにオイルを塗っていました。私の場合、このオイルは会陰マッサージにも使っていました。

このケアがよかったのか、妊娠線なるものは残りませんでした。
会陰マッサージは・・・
効果があったのかは正直、わかりません、出産の時は裂けちゃったし。
でもマッサージをしておくと会陰裂傷や切開の実施が少なかったり、
産後3ヶ月の会陰の痛みが少なかったりするそうです。
そう考えると、産後、会陰の痛みは少なかったかもしれません。

2.WELEDAのホワイトバーチ ボディオイル
これは妊娠前から、出産後の今もずーっと使っています。
足のむくみをとるマッサージオイルで、
お風呂上りに足首から腿の付け根までこのオイルで
マッサージしています。
これはこれからもずっと使い続けていきたいと思っています。
そのくらいこのオイルは重宝しています。

3.基礎化粧品
妊娠してから今まで使っていた化粧品が合わなくなってしまい、
色々試した結果落ち着いたのが、SINNシリーズです。
本当にどれもこれも合わなくて、すぐ顔が赤くなってしまったり、
つけるとひりひりしたり・・・。
SINNのクリームは若干ヒリヒリしましたけど、他のものよりは
よかったです。

4.入浴剤
お風呂に浸かるとき、妊婦でも使えるものがなかなかなくて、
エルバビーバのこの入浴剤(バスソルト)を使っていました。
優しい肌触りで気持ちのいいバスソルトで妊婦の幸せを感じていました。

どれも妊娠中、幸せな気持ちで愛用しておりました。
SINNやホワイトバーチは出産後も使っていますが・・・

本当は妊婦前から使ってた化粧品を使い続けたかったのですが、
妊婦中は肌がとっても敏感になってしまいまして。
皮膚科にも通っていたので、SINNの化粧品が合わない時には
皮膚科でいただいた化粧水やクリームを使っていました。

 

理想のお母さん

どんなお母さんになりたいですか?
出産が近づいてきた頃、考えるようになりました。

いつまでも若々しく、可愛いママでいたいとか
優しいママになりたいとか
色々ありますよね。

うーん、
出産が44歳なので、若々しい・・・というのは
無理があるかもしれません。

私は「強いお母さん」になりたいと思っていました。

強い、というのは体が強い、とか厳しいとか
そういう強さではなく、
困った時には一番に頼りになって、
全力で家族を守れる、
そんな強さを持つ女性(お母さん)です。

子供が私から離れて学校や社会に出た時に
世間のことがわからないような、
頼りにならないようなお母さんではなく、

仕事のことも恋愛のことも何でも相談してもらえて、
子供が納得して進むことができるアドバイスができるお母さんに
なりたいと思っていました。

そんなお母さんに私がなれるのか、
まだまだお母さん初心者の私には分かりませんが、
そんなお母さんに近ずくことができれば・・・と思っています。

妊娠中の不安

妊娠中、不安なことっていっぱいあると思います。
何が一番不安でしたか?

不安なこと・・・
無事に産まれてくるか、
障害などはないか、
などだと思います。

私も無事に、元気に産まれてくることを毎日、毎日
お祈りしていました。

でも一番の不安、
それは一人になること
でした。

私が妊婦中、彼は出張が月に1度くらいあって
その度に不安でした。
出張中、彼に何かあったらどうしよう、
一人の時に何かあったらどうしよう
と・・・。

極度の心配性なんですよね。
こんなことで不安になってたら強いお母さんになれないよ。
お腹の赤ちゃんにも不安がうつっちゃう。
と思い直し、不安を払拭するようにしていました。

単身赴任の旦那さんとか、
出張がもっともっと多い旦那さんとか
たくさんいますよね。
そんなママはどうやって不安を解消していたのか、
教えて欲しいくらいです。

この頃は情緒不安定だったのかな?
彼はそれを知ってか、知らずか、出張の時は
いつもよりも頻繁に連絡をくれたり、
夜はFaceIimeで電話をくれたりしていました。

こんな心配性の私を受け止めてくれる彼には
本当に感謝です。

妊婦中の旅行

妊婦中に旅行しましたか?
何ヶ月まで旅行できましたか?

私の友人は妊婦中にハワイに行ったそうですが、
体調が悪く全然楽しめなかったとか。
海外は行けなかったけど沖縄には行ったよ。
という子もいました。

病院の先生に旅行に行きたいと伝えた時、
20週代の前半までならいいよ。
と言われました。

せっかくだから沖縄に行きたいなぁ
とか
竹富島はどう?
とか色々ありましたが、結局は近場ばかり。
怖くて飛行機には乗れませんでした。

行ったのは、
軽井沢
青森県の奥入瀬渓流
長野県の伊那市
岐阜県の飛騨

産まれてからしばらくは旅行もできそうにないし、
二人で満喫したい、と思って行きました。

近場ではありましたが、
どこも満喫できました。
泊まっても、エステやマッサージは
マタニティと伝えると断られてしまいますし、
夏だったので、暑くてフーフーすることもありましたが、
もともとお散歩が好きな私は、一人でも
ポツポツと歩いて周っていました。

食べ物も、マタニティだとわかると食べられないものを
聞いてくれたり、食べ方を提案してくれたりしますし、
温泉もぬるいところでしたらゆっくり浸かることができるので、
体調がよければ気分転換に、近場の旅行はおすすめです。

夏の妊婦さんは、本当に暑いので、
母子手帳の他に、
冷やしたタオルや
飲み物をもって行くのがよいと思います。

胎動を感じる

胎動、いつから感じ始めましたか?

私が初めて感じたのは5ヶ月目となる19週ころでした。
これが胎動?といった感じで、
お腹の下の方でポコって刺激を感じ、
ほんの少し、グルグル動く感じがしました。

ママが胎動を自覚する時期は、
16週から23週ころからだそうです。

安定期に入り、胎動を感じ始めると
ようやくお腹に赤ちゃんがいるんだ、
スクスク育ってるんだ
と感じて、大きくなって来るお腹が愛おしくなってきます。

パパなど周りの人が触って胎動を感じたり、
ポコポコ動く様子を見ることができるようになるのは
36週以降が多いのだそう。

男性はこの胎動を直に感じることがないので、
パパになる実感をなかなか感じないと聞きます。
この幸せな気持ちを彼にも伝えたい!!
そう思い、この頃からよくお腹を一緒に触ってもらっていましたが、
実感を感じていたのかは・・・。

産まれてからは、可愛くて可愛くて仕方がないようで
とてもいいパパですが、男性がパパの実感を本当に感じるのは
育児に参加し始めるころからかもしれないですね。

たまゆらの時

6月20日、妊娠7ヶ月目に入り、絶対に行きたい!!と思っていた
星のや 軽井沢 の、「たまゆらの時」に行ってきました。

「たまゆらの時」は、
朝、軽い朝食をとり、
日中にプロのカメラマンによる星のやの中の様々な場所での撮影、
夫婦揃ってのスパ(二人で行う体操とトリートメント)、
すこやか善(昼食)をとる
といったスケジュールの妊婦さんを対象にした1日1組限定のスペシャルなプランです。

星のや 軽井沢 は、なんども宿泊をしていて、
結婚式も挙げた二人の思い出の場所。

この日はお天気も良く、
星のやの中を彼と色々なお話をしながら散策し、
写真撮影をしていただきました。
結婚式後のお食事会をした「阿結抄」にも入って撮っていただくことができ、まさに特別な時間でした。

もともと写真は少し苦手なのですが、
妊婦中のこのわずかな期間に少しでも写真を残し、産まれてくる子にも
「ここにあなたがいたのよ〜」
「ママはあなたを授かって本当に幸せだったのよ〜」
と教えてあげたいという思いもあり、思い切って撮っていただきました。

その後の体操やトリートメント
(私は按摩マッサージをやっていただきました)も
とてもリフレッシュできました。

7ヶ月目はつわりもよくなり、
気持ち的にも安定して来た頃でしたが、
だんだんとお腹も大きくなり、
知らず知らずのうちに疲れが溜まってきていたようです。

マッサージをやっていただいた時に、
自分でも気がつかなかった体の歪みや疲れ、
痛みがわかり、自分の体と向き合うことが
できたような気がします。

そしてお食事。
妊婦のことを考えた、このプランならではのお食事はとてもとてもおいしかったです。

「たまゆら(玉響)」には
「少しの間、ほんのしばらく」という
意味があるそうです。

その名の通り、少しの間、
マタニティ特有の疲れを忘れ、
とても癒されたひと時でした。
彼も満喫していましたよ。

金額は少し高めですが、
マタニティの時ならではの写真撮影もスパも
お食事もすべて揃ったこのプランはオススメです。